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ライン・製造

スパンボンド製造ライン

不織布5製法

SpunBond Process Line

最終用途に合わせた設計が自在、幅広・高速生産が容易です。

スパンボンド製造ラインの概要

ポリプロピレンなどの溶解温度の低い樹脂のチップを加熱・溶融し、ノズルから押し出し直接紡糸します。溶出されるエンドレスの長繊維はベルトコンベアの上で何本も重ね合わされウェブを形成します。ウェブは熱ロールで熱溶着され、薄くても柔らかく丈夫な不織布ができあがります。

特長と主な用途

  • 溶出をとめない限り長く続くエンドレスの長繊維を使用しているため、高い強度と寸法安定性を持っています。

  • 熱圧着による結合のため、接着樹脂を使用せず安全で衛生的です。

  • 目付(単位面積当たりの質量)やエンボスを変えることができ、風合いを自由に変えることが可能です。

  • 直接紡糸の長繊維の熱ロール溶着と、単純な工程のため大量生産に優れています。

  • ポリプロピレンを原料としたものは、繊維の強度が高く酸やアルカリなどの耐薬品性にすぐれています。水分を全く吸収しない、汚れにくい、保温性に富むなどの特長を持っています。また、油を自重の10倍以上も吸収する性質から油吸着材としても活用されています。

  • 紙おむつ、包装資材(クリーニングや防虫・防カビの洋服カバー、フラワーラップ、キズ防止のハンドバッグや靴などの包装材、ふとん袋等)、油吸着材、枕カバー・シーツ、土木資材、防水シート、フィルター、芯地、コーティング/ラミネート基材、カーペット基材など。

スパンボンド製法による前田工繊の製品

(製品名をクリックしてください。規格などの情報がご覧になれます。)

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ポリプロピレンを原料としたスパンボンド不織布。包装資材、寝装材、衛生用材の各用途に。さらにニードルパンチで交絡させたものは土木資材、油吸着シート、フィルターなどに利用されています。

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