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ライン・製造

ステッチボンド製造ライン

不織布5製法

Stitch Bond Process Line

薄手でも強いニットの風合いを持つ不織布

ステッチボンド製造ラインの概要

比較的長めの短繊維を空気流で開繊・撹拌しベルトコンベアに送ります。途中に設けられたカード機がオルゴール状のドラムの針で、繊維を一定量・一定方向に送り出しウェブを形成します。形成されたウェブは目的や用途に応じて何層かに重ね合わされ、その積層をフィラメント(1本の長い単繊維)でステッチングし結合します。基布の表側はニット風に、裏側は軽く起毛したように仕上がります。

特長と主な用途

  • 他の不織布と違い糸を編みこんでいる為、糸方向の引張強度が大きい。

  • 強さと軽さ、柔らかい風合いと優れた防シワ性を活かし、衣料やテーブルクロス、カーテンなどに利用されています。

  • 織物と変らない外観から、インテリア壁材、自動車内装材などに利用されています。

  • 他製造方法との組み合わせが容易です。

  • 編物や織物のカーペットや壁紙などのような繊維間のはく離がありません。

  • 雑貨、衣料用(肩パット)インテリア壁材、衛生材、防鯖テープ、自動車内装材、土木工業資材。

ステッチボンド製法による前田工繊の製品

(製品名をクリックしてください。規格などの情報がご覧になれます。)

◆ボンヤーン

ポリエステル、ナイロンなどの合成繊維を素材としたステッチボンド不織布。衣料用や工業資材、土木資材に活用されています。

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