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ライン・製造

サーマルボンド製造ライン

不織布5製法

Thermal Bond Process Line

接着樹脂を使用せず、ソフトでボリューム感ある風合い。安心してお使いいただけます。

サーマルボンド製造ラインの概要

比較的長めの短繊維を空気流で開繊・撹拌しベルトコンベアに送ります。途中に設けられたカード機がオルゴール状のドラムの針で、繊維を一定量・一定方向に送り出しウェブを形成します。形成されたウェブ中の低融点繊維が熱ロールで溶着し、繊維同士を結合させます(薄手の物の場合。ソフトで嵩高なシートをつくる場合には、高熱のエアーで低融点繊維を溶融し結合させてつくります)。接着樹脂を使用しないので安心です。

特長と主な用途

  • バインダー(接着樹脂)を使用しないため、ソフトな風合いを保ち、紙おむつやおしぼり、ティーバッグなど衛生用・食品用にも安心して使用できます。

  • 目付(単位面積当たりの質量)やエンボスを変えることができ、風合いを自由に変えることが可能です。

  • 薄手のものから嵩高性のあるものまで、幅広くつくれます。

  • 比較的単純な設備・工程で製造できるため、省エネルギー・省スペース性に優れています。

  • 他製造方法との組み合わせが容易です。

  • 紙おむつ、おしぼり、ティーバッグや生鮮食料品などの包装材、生理用ナプキン、特殊工業用資材など。

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